シャッターチャンスを探して

探しているものはきっと、日常の中に。

夜を越えて

お題「好きな乗り物」

 

最近、お題スロットを回してばかりな気もしなくもないですが…。

書きましょう!

気にせず書きましょう!!

 

というわけで、今回のお題は「好きな乗り物」

 

夜行バスですね(キッパリ

※ただし、3列独立シートに限る。

 

初めて夜行バスに乗ったのは大学3年生を控えた春休み。

「神戸に行きたい!!」という謎の衝動に駆られ、早朝に大学近くから発車する

高速バスに乗り、1人で神戸観光を楽しみ、その日の晩に夜行バスに乗って帰って

きましたとさ。

 

初めての一人旅にテンションだだ上がりだったので、夜行バスに乗った時のことを

あまり覚えていないという…。

 

夜行バスに乗ってて印象に残ってるのは、大学3年生の夏に帰りのバス(4列です)に

いびきがすごいおじいさんが近くに乗ってて、そのいびきが本当にうるさくて一晩中

眠れなかったことですね…。

その時、バスに乗っていたのはおじいさんと見知らぬ親子(母娘という組み合わせ)、

そして私。

がらがらですよね。バス。

 

なぜかみんな近い席になってて、おじいさんのいびきがあまりにもすごすぎて、

見知らぬ親子と「すごいですね…」「ですね…」とアイコンタクトで会話が成立する

レベルでした。

ちなみにその親子はおじいさんのいびきに耐えかねて席を移動していました。

私もそうすれば良かった。って今になってみると思いますね。

バス、めちゃめちゃがらがらだったわけだし。

 

あと、4列シートって少しの間寝るのには苦労しないんですけど、一晩寝るのは無理が

ありますね。

だから、初めて就活で3列シート乗った時、めっちゃ感動しました。

「よく寝たー!!!」って。

 

 

 

そういえば、好きな乗り物ってお題でしたね。

 

夜行バスの最高の魅力は、夜の高速道路をカーテンの隙間から垣間見れるところだと

私は思ってまして。

夜の高速道路ってなんだか不思議な空間だと思うんです。

まあ、そもそも高速道路ってもの自体が不思議な空間だといえばそうなんですが。

山を派手にくり抜いてできているから、道路でどこかとどこかが繋がっていながらも

独立してるような、そんなよく分からない場所、それが高速道路なんだと思ってます。

だから、夜になるとその異質さがぼんやりと浮き上がってて、その異質な空気にどこか

わくわくしてしまうんですよね。

でも、ずっと見てるのはなんだか怖いんです。

よく分からないところに吸い込まれていくような気がして。

思いっきりカーテンを開ける訳にはいかない夜行バスはカーテンの隙間からそっと

その高速道路の空気を感じることができる最高の乗り物なんじゃないか というのが

私の持論でございます。

 

あと、乗ったことはないのですが寝台列車ってなんだか憧れます。

夜の静けさを裂くように、目的地に向けて列車が走っていくってなんだか良いなあ と。

体力が多少はあるうちに一度は乗ってみたいです。

 

夜行バス以外だと、新幹線も好きです。

カッコいいですよね、新幹線。

500 TYPE EVA が走り始めて、500系新幹線をまじまじと見るようになったんですが、

あのスッとしたシルエットとても機能的かつ美しいなあ…なんて。

車内放送の「いい日旅立ち」を聞いて、とりあえずお弁当とかもそもそ食べて。

目的地着くまで外を眺めるも良し、寝るのも良し、読書するのも良し。

新幹線って本当に楽しいですよね。

外をぼんやり眺めてると、風景がどんどん移り変わっていって楽しいです。

特に海沿いはなんだかびっくりしますね。

私が今まで住んできた場所が海に面してないので。

煙突が立ち並んでいたり、コンビナートって感じの建築物がめっちゃあったり。

そんな、いかにも工業地帯って感じのところを見ると「おぉ」って思います。

 

 

記事を書いてて、最近、自分が旅するために何かに乗るって経験をめっきりしてない と

思いました。仕事で新幹線にちょこっと乗るということはあるんですけどね…。

久しく夜行バス乗ってないですし。

来月、なんとか時間取りたいなあ…。

日常から少しだけ離れたところに行きたいなあ。