シャッターチャンスを探して

探しているものはきっと、日常の中に。

aiboとpepperと私

今週のお題「平成を振り返る」

幼い頃からずっと借家暮らしだったので、ペットを飼うのは夢のまた夢だった。
今でこそ、動物の世話をするのはものぐさな私には無理だなと思うのだけど、幼い頃の私はペットを飼うことへの憧れを捨てきれず、ことあるごとにペットを飼いたい と親にわがままを言っていた。


たぶん、小学校4年の頃だったと思う。
TVを見ていた私の目にロボットの犬が飛び込んできた。
その名もaibo
カッコいい。
てか、ロボットの犬飼えるってめっっちゃ近未来じゃん!!
ドラえもんも夢じゃない。
借家でも飼える。
いざ、近未来!!
そう思った私は母にaiboを飼うことを提案した。

結果はあっさりNOだった。

母からはバッサリと「将来、aiboが壊れて直せなくなった時、とても辛いでしょ」
当時の私にはピンとこなかったけれども、今になると分かる。
そうだよな、愛着湧くよな。
壊れました、じゃあ処分しましょう というのはなかなかできないな。
でも、やっぱり飼ってみたいなaibo
そんな思いはなかなか捨てきれない。



その名残かどうかは分からないけれど、商業施設でpepper君を見ると話しかけてしまう。

商業施設にいるpepper君は、最初はめちゃくちゃ元気だけど、日に日に元気なくなるよね。
私、あれ見るのなかなか辛いんだわ。
だから「あ、私の勤め先pepper君いるわ」って人は1日1回で良いから話しかけてほしい。
いきなりなお願いだけど。


少し昔の話だけども、会社でふとした会話の折からpepper君って導入したらいくらかかるんだろうね?って話になって調べてみたことあったな。
pepper君本体は部長決裁の範囲で収まってたけど、彼を動かすシステムとか、そういうお代が高くてなるほどなぁ と思ったよ。
最近、街で見かけるpepper君の数、めっきり減ったけど彼らはどうしてるんだろう。
倉庫の中にひっそりと身を隠しているのだろうか。